この記事で伝えたいこと

・ 投資を始めたキッカケ

・ 配当金50万円(税後)のポートフォリオ

・ 配当金額の推移

・ 配当金の使い道

・ 配当金で得た心の変化

知りたい
ゾウさん

高配当投資を検討しているが、不労所得による心の変化や、実際の使い道を知りたい。

気になる
クマさん

配当金について、経済面・精神面の観点で配当投資をしている人の実体験が気になる。

筆者
夢遊ペンギン

私は、仕事で病んだこと等をキッカケに22年4月から投資を開始しました。

「配当株」「投資信託」「米国ETF」が中心で、現在の投資評価額は約2,500万円、税後配当金は約50万円です。

配当金によって得られた心の変化、配当金の使い道をお伝えしますのでご参考にしていただけますと幸いです。

1.投資を始めたキッカケ

仕事と住宅ローンの重圧で病んだ

・時価総額トップクラス企業で働く私は順調に社会人生活を送っておりましたが、10年目~11年目頃の2021年~2022年に、仕事上での人間関係と、新たに抱えた住宅ローンの重圧でメンタルブレイク

・常に精神的な不安があり、動機が止まらず、正常な思考が出来ないような状況でした。

・幸い、早期に配置転換が成され長期休暇とはなりませんでしたが、このまま定年まで働き、住宅ローンを返済し続けることができるのか?と大きな不安を抱きました。

経済的自由を志向・投資開始

・そんな経験から、会社の給料だけに頼る生活ではなく、「給料以外の収入源を作ること」「経済的自由を得て会社で働くかを自分で選択できる状況とすること」を強く志向するようになりました。

・そこで、書籍や、投資系動画を集中的に勉強し、試行錯誤しながら2022年4月に投資開始。

・現在は、投資評価額約2,500万円、税後配当金約50万円に至るまでになりました。

2.現在の資産運用状況

🔳資産評価額トップ10銘柄

銘柄名評価額
(万円未満切り捨て)
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)3,460,000円
S&P 5003,160,000円
三菱HCキャピタル2,730,000円
VTI(米国ETF)1,260,000円
三菱商事1,012,000円
KDDI830,000円
VT(米国ETF)799,000円
SOMPOホールディングス710,000円
三菱UFJフィナンシャルグループ640,000円
NTT610,000円

資産評価額約2,500万円、投資損益率約37%

・投資期間3.5年、評価額2,530万円、投資損益率37%
・「キャッシュフロー > 資産最大化」の投資方針の元、配当金狙いの投資比重が高い
・投資先は、安定性重視、王道銘柄がメイン

3.受取配当金額の推移

税前年間配当金額

受取配当金の推移

2022年2023年2024年(予)2025年
配当金額6,366円56,817円299,674円496,045円
累計配当金額6,366円63,183円356,491円795,719円

初めての配当金は価値ある334円

・初めての配当金は2022年11月で、金額はたったの334円でした。

・然し、経済的自由を志向し、志向錯誤しながら投資を行っていた私にとっては、自分が行った投資によって実際に振り込まれた初めての配当金として、「とてつもなく価値のある334円」に感じられました。

「これが経済的自由の第一歩」と、非常に感動したことを今でも鮮明に覚えています

単年配当金は50万円、累計配当金は約80万円まで拡大

・コツコツと投資を行い、単年の配当金は約50万円、累計配当金は80万円の予定となりました。

・今では、3月決算の配当金が集中する、6月、12月に約20~25万円の配当金が振り込まれるようになり、334円から大きく拡大いたしました。相場のアップダウンに挫けずに、継続的に投資を行ってきた成果かなと思います。

4.配当金の使い道

ワンランク上の旅行!!

・配当金は家族に還元、ということで、家族旅行に充てています。

配当金入金前も、毎年、旅行には行ってましたが、正直、『節約』『けち臭い』感じになっており、私の中で思いっきり楽しめていない感覚でした。

・然し、配当金が入るようになってからは、その分を旅行に充てられるようになり、『贅沢な』『ワンランク上のホテル・食事』を選択できるようになり、何よりも心に余裕が生まれ、お金を気にせず心底楽しめるようになりました。

親族・友人へのプレゼント

・親族や友人の、お祝い事や、誕生日、食事会にも使っております。

・正直、これまで、そういったお金の使い方は「勿体無い」と思ってしまうタイプで消極的でしたが、配当金入金により気持ち良く使えるようになりました。

・こちらが気持ちよくプレゼント等を行えば相手も喜んでくれて、それが精神的な豊かさに繋がった気がしております。

再投資

・旅行やプレゼント等で余ったお金は、再投資に充てております。

・将来の「金のなる木」を育てることも忘れず、バランスよく配当金を使っています。

5.配当金で得た心の変化

働くことへの捉え方

・これまでは、「お金を稼ぐため」に必死にしがみ付いて働いてきました。

・必死にしがみ付くあまり、嫌い・苦手な仕事上の相手にも、無理に迎合してメンタルブレイクしました。

・然し、ある程度、配当金が入るようになってからは、「不労所得として50万円ある」という心理的余裕から、嫌い・苦手な相手とは一定の距離を置きながら仕事を行えるようになりました。

・これが奏功したのか、逆に仕事のパフォーマンスは向上に、以前よりも楽しく仕事に取り組めるようになりました。

・不労所得を得たことで、「自分として価値があると思える仕事」に、躊躇なく注力できるようになった気がします。

お金の価値への捉え方(倹約の推進)

・これまでは、100円や1,000円、数万円といった金額を軽く捉える節がありました。

・然し、利回り4%の配当株投資で、100円を得るためには2,500円、1,000円を得るためには25,000円、10,000円を得るためには250,000円が必要であり、対象物はそれだけの価値があるのか常に意識するようになりました。

・結果、無駄な買い物は激減→倹約によりお金が貯まる→投資に回る→更にお金が増えるの、好循環となりました。

・また、お金に働いて貰うことも強く意識するようになり、お金や投資に関する勉強もより一層行うようになりました。

不労所得の実感

・経済的自由を志向し、投資を開始したものの、正直、そんな生活は程遠いと思ってました。

・然し、配当金50万円となり、不労所得生活の実感を得られると共に、継続投資や増配等に配当金が増加することを考えれば、経済的自由も「将来的に実現可能」と朧気ながら自信を持てるようになってきました。

・一つの節目として、この50万円は、自分としては大きな意味合いを持った金額となりました。

お金への安心感により穏やかになった

・私が最近よく考えることは「貧すれば鈍する」という諺です。

・以前の私は、仕事への重圧や経済的な不安から、精神的な余裕がありませんでした。家族への当たりもキツくなり、家庭内はギスギスしていたように記憶しています。

・それが、経済的な余裕が生まれると、家族や周りの人々に優しく・穏やかに接することができるようになり、また、仕事の生産性も向上。メンタリティは経済面に比例する、というのは、まさにその通りだなと、実体験を以って痛感しました。

6.まとめ

不労所得は人生を変える力がある

・シンプルに、自分は働かずにお金が得られるこの仕組みは最高です。
・この、経済的なゆとりが、精神面の余裕にも繋がり、人生をより豊かなものにすると感じています。
・実際、私の場合、不労所得の安心感で精神は大いに安定。仕事上・家庭内で平穏を手に入れました。

迷うならまず実行

・投資検討中で一歩踏み出せない人は少額からでもまず実行だと思います。
・実際に配当金を得られれば、資産運用の実感が沸き、より投資の勉強に励めると思います。
・考えれば考える程、その時間が勿体ないです(勿論、適正なリスクの見極めは重要)

配当金100万円の景色とは?

・私は、今後も目標である「経済的自由」に向けて継続的に投資を行って参ります。
・配当金の次なる目標は100万円です。そこはどんな景色なのか。いつか到達できる日があれば、またお伝えさせていただければ思います。