知りたい
ゾウさん

FP1級学科試験を受けますが、勉強法や、勉強時間、おススメの教材を知りたい。

気になる
クマさん

FP1級学科試験は超難関試験と聞いている。独学で受かった人はいるのかな?

筆者
夢遊ペンギン

・私は、2025年5月に行われた、金融財政事情研究会主催のFP1級学科技能検定試験を受験し、独学で1発合格!!。

超難関試験を、どのようにして独学で1発合格したのか、その勉強法を公開いたします

1.FP1級学科試験とは?

・FP1級の学科試験は、「一般社団法人 金融財政事情研究会」が1年間に3回(5月・9月・1月)実施しています。

・試験はAMに行われる「基礎編」と、PMに行われる「応用編」の2つです。基礎編はマークシート形式の四択問題が50問出題され、応用編は記述式の事例形式の問題が5題出題されます。

・出題範囲は、「Aライフプランニングと資金計画」、「Bリスク管理」、「C金融資産運用」、「Dタックスプランニング」、「E不動産」、「F相続・事業承継」と多岐にわたります。合格点は「200点満点で120点以上(=得点率60%以上)」

・学科合格者は、別途、『実技試験』を受験し、両方共の合格者がFP技能士1級として認定されます。

2.FP1級学科試験 合格率推移

🔳学科試験の合格率推移

・一般的には、平均合格率は約10%の超難関試験に位置付けられています。

・但し、近年は高めに推移しており、直近の25年5月は18.75%と高水準となっています。

・つまり、「実力」の他、受験会による当たり外れも、少なからず影響しているのかもしれません。

22年9月23年1月23年5月23年9月24年1月24年5月24年9月25年1月25年5月
12.29%10.38%3.52%13.00%8.73%16.96%15.96%16.81%18.75%

3.私の試験結果(25年5月受験)

・2025年5月25日の金融財政事情研究会主催のFP1級学科技能検定試験を合格した私の結果です。

200点満点中140(得点率70%)で、自己採点の点数と、略一緒でした。

・先ほど記載の通り、合格率が高い受験会だったのでラッキーだったかもしれません。

4.私の勉強法① 使用教材

・以下が私の使用教材です。デジタル教材から、テキストまで幅広く使用しました。

教材名値段(購入時)備考
①YouTube
「ほんださん/東大式FPチャンネル」
無料東大出身FP1級技能士のほんださんのYoutube。FP技能士試験や勉強法の解説
②ビジネス出版社
1級FP技能士 学科合格テキスト
5,390円テキスト
③FPキャンプ式 学科試験一問一答
FP1級 TEPPEN Vol.1、2
9,240円ほんださんが監修する一問一答の問題集
FP1級ドットコム月額980円FP1級の過去問(基礎編・応用編)が学べるサイト。解説もあり非常に有益。

・25年5月25日の受験日までに行った学習内容は以下の通りです。

2月初旬から学習を開始し、約3か月半の間、詰込みで学習しました。

デジタル教材(①Youtube、④FP1級ドットコム)があるため、通勤時間などの隙間時間を有効活用できました。

時期学習内容主な学習場所
2月初旬~3月初旬・①Youtube「ほんださんチャンネル」視聴による基礎知識のインプット
・不明点は②学科合格テキストで確認
自宅、通勤時など
3月初旬~4月中旬・③学科試験一問一答でアウトプット
・不明点は、①Youtube、②学科合格テキストで確認
自宅、通勤時など
4月中旬~5月中旬・④FP1級ドットコムで過去問を解く
・不明点は、①Yuotube、②学科合格テキスト、③学科試験一問一答で確認
自宅、通勤時など
5月中旬~試験日・総復習自宅、通勤時など

6.私の勉強法③ 勉強時間

・FP1級学科試験の勉強時間について、一般的には400~600時間と言われてます。

・私の場合、勉強期間は約3.5か月総勉強時間は約500時間程でした。

🔳1週間の勉強時間

曜日区分AMPM合計
平日1時間(通勤時など)3時間(帰宅時、帰宅後など)4時間×5日間=20時間
土日3時間5時間8時間×2日間=8時間
合計28時間+α(祝日や有休時)

🔳総勉強時間

1週間の学習時間2月~5月25日までの週数総勉強時間
28時間+α約17週約500時間

7.まとめ 1発合格できた3つの要因

・纏めると、私が独学1発合格できたのは、以下3つの要因があったように思います。

学習教材に恵まれた

 →自分にフィットする学習教材に恵まれたことが一番の要因だったように思います。このため、迷いなく、受験に向けて邁進できました。

隙間時間の有効活用

 →良いデジタル教材に巡り合えたお陰で、移動時間、休憩時間などの隙間時間を有効活用できたことも要因です。

家族の理解

 →私は、妻と5歳の娘がいますが、平日の仕事終わりや、土日など、存分に勉強させてくれた家族の理解も大きかったです。家族持ちの方ならご理解いただけると思いますが、意外と、ここが、一番のネックに成り得たりするので、そこは本当に助かりました。感謝しかありません。