・ 時価総額トップクラス企業社員のリアルな年収推移
・ 世間の平均年収との比較
・ 年収が高い業界の分析
・ 年収が高い職種の分析
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知りたい
ゾウさん
就職活動中だが、大手企業の年収推移を知りたい。

気になる
クマさん
転職活動中だが、時価総額トップクラス企業の年収水準や、年収が高い業界や職種の特性が気になる。

筆者
夢遊ペンギン
私は、時価総額トップクラス企業に勤務する14年目です。
入社時からの年収推移と、年収が高い業界・職種について分析しましたので、就職活動や転職活動を行っている方、興味本位で情報収集している方のご参考になれば幸いです。
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1.私の職歴
| 項目 | 職歴 |
| 業種 | 金融系 |
| 年次 | 14年目 |
| 職制 | 総合職 |
| 職種 | 営業職 |
| 役職 | 非管理職 |
| 転職歴 | 無し |
金融系の企業で勤務する14年目
非管理職の営業で、転職歴は無し
2.私の年収推移


1年目は364万円、3年目で500万円を突破
・1年目で364万円でしたが、2、3年目で20%の昇給となり、3年目で500万円を突破。
4年目で初昇格 600万円突破
・4年目に初昇格。年収は600万円を突破。
・5年目の賞与査定が良かった反動で、6年目は前年比で初のダウン。
10年目に3度目の昇格 1,000万円を突破
・7年目に2度目の昇格で700万円、10年目に3度目の昇格で1,000万円を突破。
14年目となる今年は1,200万円を突破見込み
・今年は賞与査定が良かったため1,200万円を突破見込み。
累計の平均値は802万円、中央値は791万円
・14年間の平均値は802万円でした。
3.世間の平均年収との比較

「民間給与実態統計調査結果」より引用
男性平均年収を3年目で超過
・1年目は下回っていますが、男女平均年収を2年目で超過、男性平均年収を3年目で超過。
・その後、平均給与は略横並びの中、私の給与は右肩上がりで上昇。
2024年/13年目は男性平均年収比で約2倍
・直近の2024年/13年目は、男性平均が586万円に対し、私の給与は1,125万円であり、その差は約2倍でした。
4.高年収の条件とは?
・私は、3年目で世間の男性平均を超過し、13年目で約2倍の年収となっています。
・なぜ、高年収なのか分析してみました。
企業規模

※「民間給与実態統計調査結果」より引用
企業規模が大きい程、高年収となる傾向にあることがわかります。
業種

※「民間給与実態統計調査結果」より引用
「金融・保険業」、「インフラ業」は高年収であることがわかります。
一方で、「サービス業」「運輸業」は低年収であることがわかります。
職種別

※年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】 |転職ならdoda(デューダ) より引用
金融系の専門職や、企画/管理系の高収入であることがわかります。
一方で、販売・サービス系や、技術系の低収入であることがわかります。
5.まとめ
年収はどこで働くかで決まる
・事業規模別、業種別の年収比較を見た通り、年収は事業規模が大きくなるほど、また、金融系・インフラ系の仕事であるど、高年収であることがわかります。
・個々人の能力にも左右されると思いますが、先ずは、『どこで働くか』が年収を決める大きな要因であると考えます。
・就活生や、転職検討中の方で、高年収を狙っているのであれば、その辺りの分析や戦略構築が必要かもしれません。
私はラッキーだった
・私の場合、深く考えることもなく、採用されたので入社したといったレベルですが、事業規模で見ても、業種で見ても、偶々、高年収にマッチする条件でした。
・ここまで高年収になるとは、入社時の私は微塵も考えておらず、本当にラッキーだったと感じております。
勿論、年収が全てではない
・本記事では、高年収についてフォーカスしましたが、勿論、働く意味として「お金」の他に、「好きなこと」「やりがい」「社会的意義」など様々は要素はあると思います。
・働くことに何を求め、何を得たいかは、個々人の価値観に依る所だと思います。

